3月5日に「成功の遺伝史5」が放送されました。
この番組は
羽生結弦、乃木坂46白石・齋藤、みやぞん、ヒカキン、三浦大知
といった芸能人、YouTuber、スポーツ選手、科学者、経営者
など様々な肩書を待つ人々の遺伝史を聞く番組です。
遺伝史という言葉は造語みたいですが、
僕の解釈としては、ざっくりですが
成功している人が影響を受けた人物の話を伝える
ということだと思いました。
ただのバラエティー番組だと思っていたのですが、涙がでる程感動してしまう話もあった番組でしたので記事にして紹介することにしました。
番組は3時間程ありまして、合計25人もの成功者の遺伝史があったのですが、
その中でも心に残ったものを皆さんにお伝えして僕なりの感想をやっていきたいとおもいます!
坂上忍の遺伝史
坂上忍さんは子共の頃から活躍する俳優、タレントでお昼の番組にも出演されていますね。
そんな売れっ子の坂上さんも俳優業をやめようと思ったことがあったみたいです。
そんな時に喜劇役者の三木のり平さんから
"恥から生まれることの方が多い"
”恥を捨てろ”
と言われたそうです。
さらに
"クズ修行はしないとダメ" と述べていました。
坂上忍の遺伝史の感想
なにかに挑戦する時になんでビビってしまうんだろうと思い返してみると、失敗した時に恥ずかしいからっていう理由が大きいと思いました。 クズと思われてもいいから恥を捨てて挑戦することが次のスッテプにつながって成長していくんですね。
飯田将太の遺伝史
飯田将太さんは「らぁ麺屋・飯田商店」という超人気のラーメン屋の店主の方です。
彼が最初にお店を出した頃はラーメン一本の職人気質で無愛想でいたようです。
その結果お客さんが1日に1人しか来ない日もあったとか...
そんな中ある教えが1日に200人ものお客さんが来る、行列のできるお店になりました。
その考え方がこちら
”お客様は来てくださらないもの”
”客が来ることが奇跡”
この教えはセブン&アイホールディングスの名誉会長である伊藤雅俊の著書「商いの道」に書かれています。
”商売は誰にも頼まれていないのに勝手にやっていることが大前提
お客様は来てくださらないもの
そう思うと誠心誠意頑張れる
心からありがたいと思えるようになった”
このような精神で仕事に取り組むようになったようです。
飯田将太の遺伝史の感想
なにかを提供してお金を稼ぐようになると、「お客さんよりも提供している側が偉いんだ」という気持ちになってしまうことは結構な人が思ってしまうはずです。
しかし逆に考えると、お客様が来てくれてるから提供してお金を頂けるんですよね。
言葉では簡単そうですが、実際に考えて行動するのは難しいと思います。
そんな中で実際に教えに慕っがって、ラーメン屋さんとして大成功している飯田さんはすごいなあと思いました。
ぜひラーメンを食べに行ってみたいです。
山中伸弥の遺伝史
山中伸弥さんはノーベル生理学・医学賞を受賞した医学者で京都大学の教授です。
ips細胞という私達人間のガンや様々な体の細胞の損傷を治すことができるようになる医学を研究する第一人者です。
すごい活躍をみせる山中さんですが、自分の部下を教育することに悩んでいたことがありました。
そんな時に対談をきっかけに家族ぐるみで交流するようになって、アドバイスしてくれたのが、
ラグビー日本代表の選手としても監督としても活躍された、ミスター・ラグビーこと平尾誠二さんです。
"人を叱る時の4つの心得"
- プレーは叱っても人格は責めない
- あとで必ずフォローする
- 他人と比較しない
- 長時間しからない
これが平尾さんの教えです。
番組のエピソードでも放送されましたが
平尾さんは2016年にガンで亡くなりました。
ipsでガン治療の研究をする山中さんの友人である平尾さんがガンで亡くなったのは、研究者だからこそ考えてしまうことがあると思いました。
山中さんは4つの教えをずっと大切に、今も活躍しています。
山中伸弥の遺伝史の感想
部下や後継者への接し方の体系だった考え方は今まで知りませんでした。
4つの教えはシンプルですが非常に重要なことなのですぐ実践するべきだと思いました。
そしてエピソードが感動しました。再放送がありましたらぜひ見て頂きたいです。
羽生結弦の遺伝史
羽生結弦さんはフィギアスケート日本代表としてオリンピックで金メダルを取り、日本だけではなく海外からのファンがいるほどの人気も実力もある選手です。
インタビューや練習風景をテレビで見ていても20代前半とは思えない程のすごい風格や精神をもっています。
そんな羽生さんが珍しく取り乱す人が狂言師の野村萬斎(のむらまんさい)さんです。
野村さんは狂言師や俳優とマルチに活躍する役者で、有名な作品に「陰陽師」があります。
2018年冬のオリンピックで金メダルを取った羽生さんの衣装や振り付けの元となっているのが陰陽師でした。
羽生結弦の遺伝史の感想
普段凛としている羽生さんが野村さんの前でタジタジになっている映像はレアでおもしろかったです。
やっていることの世界が違えど、参考にすることが沢山あるという教訓を得ることができました。
三浦大知の遺伝史
三浦さんは歌って踊れる一流のエンターテイナーです。
また演出も手がける三浦さんが演出で参考にしている方を尊敬していると言っていました。
その尊敬している方とは笑福亭鶴瓶さんです。
舞台に出てきた瞬間に空間をつくるのがすごくて、
”削ぎ落とした世界”
”逆に味付けをしないことがその人の魅力を増幅させている”
と力を抜くところは抜くといった緩急が大事と述べていました。
三浦大知の遺伝史の感想
「すごい人!」といったらなにか勢いだとか技術などの要素がプラスプラスプラスプラスして足し算で組み合わさってなると思っていましたが、
マイナス、つまり力を抜くことの重要さを学べました。
もちろん精一杯努力した上で、ということを忘れちゃだめですよね
乃木坂46白石・齋藤の遺伝史
ダンサーseishiroが手がけるインフルエンサーの振り付けが過去最高に難しかったというエピソード。泣いてしまう子もいました。
難しい高い壁にぶち当たってしまったときどうするか。
それは
嫉妬心、悔しいを原動力にする
ことが大切だと言ってました。
乃木坂46白石・齋藤の遺伝史の感想
モチベーションって「やるぞ!」というプラスの感情のイメージが多いですが、
悔しい気持ちをバネにして「やってやる!」という感情も強いと彼女たちを見て改めて思いました。
白石さんが真剣に練習すると、顔が怖くなるギャップも面白かったです
張本智和の遺伝史
張本さんは14歳史上最年少で卓球のワールド・ツアー優勝した選手です。
「チョレイ」という独特の掛け声でも注目されています。
そんな若き天才が尊敬しているが、同じく若き天才である将棋の藤井聡太さんです。
同じ世代で次々と大人の人を倒していく姿がすごいと言ってました。
張本智和の遺伝史の感想
スポーツでも将棋でも自分と直接関係ない場所で活躍している人を尊敬できるのは、視野が非常に広いということです。
年下の10代がプロフェッショナルに切磋琢磨して行動しているのを見るとお尻に火がつきますね
卓球の張本さんが50メートル走7.5秒に対し、
将棋の藤井さんが50メートル走6.8秒というエピソードも面白かったです
星野仙一の遺伝史
星野さんはプロ野球の選手としても監督としても素晴らしい成績を残した人物です。
そんな星野さんは小さい頃から体が大きくてガキ大将的でした。
そのときからの親友の定金正憲さんの話が星野さんの遺伝史です。
定金正憲さんは筋ジストロフィーという病気で足が悪くなり、学校にいくことができないと星野さんに言いました。
すると星野さんは毎日1キロメートル、30分かかる道のりで定金さんをおんぶして学校まで通ったそうです。
それが星野さんが様々な福祉稼働をする原点になったのです。
でかくてガキ大将というと、いじめっ子のようなイメージもありますが、
星野さんは全く逆で、"体が大きいものが助けるのは当たり前"
と語っていました。
理由は
"人のためになりたいとおもった 世の中はほとんど弱いやつ"
ということからです。
星野仙一の遺伝史の感想
星野さんの優しさに感動しました。
強く生まれたからこそ弱いものを助けなければいけない。素晴らしい考え方だと思いました。
まとめ
いかがだったでしょうか!?
成功者というのは才能もあるかもしれませんが、僕みたいな凡人でも考え方一つで未来は明るくなるんじゃないかなっと思えました。
今回はあらすじよりを削って言葉にフォーカスしてみました。
少し伝わり辛かったかもしれませんが、皆さんの心にちょっとでも響いてこれから頑張ろうと思っていただけたら嬉しいです!
読んで頂きありがとうございました!!
終わり☆