晩ごはんを食べてる時に何となくつけたテレビ番組がすごく良くて見入ってしまいました。
『家ついっていっていいですか』という番組です。
途中からだったのですが2つの話を見ました。
1つ目がおじいさん、2つ目は高校生グループです。
おじいさんの話
おじいさんは京都大学を卒業して38歳まで、フリーで家庭教師や翻訳をしていたそうです。
この話を聞いた瞬間にビビッときて見入ってしまいました。
僕は京大の特有の世間離れした感じが好きなんですよね。
密着は昼の居酒屋から始まりました。
話を聞くと日吉で秘密基地のような個人塾を運営していて、
100人以上の生徒を合格させてきたようです。
塾を見せてもらった後は家にいきます。
本が沢山あって電気が床にダイレクトで置いてある家で、タバコと酒を嗜みながら語る姿はマジでカッコよかったです。
高校から24歳まで付き合ってた人がいたけど相手がお見合いで別の人と結婚したエピソードを淡々と語るのもロックでした。...自分なら立ち上がれないっすよ
最初は目も合わせられない生徒が大学に合格してその年の夏休みに、先生のおかげで良い人生になりましたと言えるほど変化した生徒がいたことが嬉しかったと仰っていました。
「人生生涯勉強
人との出会いは神秘的
人が変わりゆく姿は美しい」
この言葉がこんなにもしっくりくる人は中々いません。
そして今回はスペシャルなので数年後に再び家に行くはずだったのですが…
おじいさんの姿はなく代わりに一通の手紙が届きました。
それは今年癌で亡くなってしまったことを知らせるものでした。
亡くなる1週間前まで教壇に立ち続けた先生は最後まで素敵でした。
思わず泣いてしまいました。
その後歴代のたくさんの生徒が塾に集まって見送られるところを見て、
「本当に慕われていたんだな。いいな。」って思いました。
医者が嫌いだから癌にもかかわらずほとんど病院にも行かなかった様です。
最後までロックな生き方に痺れました。
自分自身もっと好きなこと、興味のあることを挑戦して行きたいと考えさせられました。
高校生の話
次の話は湘南の海で遊ぶ女子高生でした。
元気全開☆の真っ直ぐな青春はなんかこっちも真っ直ぐ見入っちゃいますね。青春最高☆
高校時代をダンスに捧げ、海で遊び、江ノ島が見渡せる家で女子6人集まって遊んでいる姿が放送されました。
数年後大学生になった彼女たちは少し大人びていて、彼氏なんかもできちゃってねっ!
全力で今を生きるって良いよなって思えた放送でした。
感想
京大卒の先生とリア充女子学生は両者全然違うけど、
共通して幸せそうでした。
どっちも今を生きているんだよね。将来に悲観していない。
たぶん自分の好きを一番身近に、常に置いているからでしょう。
たまには全然知らない人の人生を覗いてみるのも面白いと思えた番組でした。
おわり☆